連続テレビ小説102作目『エール』
昭和16年になると太平洋戦争が勃発し、世の中の戦争色が色濃くなっていきました。戦時歌謡の他、戦地情報を伝えるニュースと一緒に流れる”ニュース歌謡”にも携わっている裕一。そんな中、関内家に問題が。五郎と梅が帰ってきた馬具店や職人・岩城になにが起こるのか・・・。
今回は、岩城と関内家に起きる問題や、吉原光夫さんの演技について紹介します☆
ーもくじー
岩城新平って?!
音の父・安隆が営む馬具店の職人頭。強面の職人かたぎで、幼い音にとっては少し怖い存在・・・しかし、安隆も一目置くほど、腕のいい職人です。
演じているのは1978年9月22日生まれ、東京都出身の吉原光夫さんです!1999年劇団四季附属研究所に入所し、「夢から醒めた夢」 暴走族役・「ライオンキング」 ムファサ役など劇団四季の舞台で活動していました。
岩城は病気で死ぬの?!今後の展開に注目!
第12週では・・・
音がいつものように華を寝かしつけていました。そこに、白装束の父・安隆が現れます。あの世で、宝くじに当たって一泊二日の現世への旅行が許可されたのです。
安隆は作業場をのぞきました。職人頭の岩城は気配を感じ机をみると、再婚を許すという紙が。岩城の光子への思いを知った安隆からのメッセージでした!岩城が「俺は、安隆さんといる女将さんが好きなんです。」と返事を書くと、安隆はニッコリと笑ってあの世に帰っていきました。
第16週では・・・
豊橋の関内家で馬具づくりの修行をしている五郎が裕一の元にやってきました。職人として一人前と認められたら、梅と結婚することになっている五郎でしたが、岩城による試験に落ちてばかりで自信をなくしていたのです。梅も五郎の後を追って来て、そのことを聞いた吟も顔を出したことで、関内家の3姉妹が東京で揃いました。
久しぶりに食卓を囲むことになった音・吟、そして梅。吟は陸軍に務める夫の智彦が戦場の前線に送り出されることを告げます。そして梅は、クリスチャンであるために母・光子ともども特高に監視されていることを告白。音が「監視なんて…なんも悪いことしとらんのにねぇ…」とつぶやくと、小説家でもある梅は「小説書いとるってだけで監視の対象になる」と語ります。
そして、東京で原稿を出した梅と五郎は豊橋へ帰っていきました。後日、関内家に梅がデビュー当初からお世話になっている編集者が訪れ「原稿は拝読しました。しばらくの間は作品を持ち込まないでください。」と言います。特高に目をつけられている関内家とは関われないというのが理由でした。
第17週では・・・
関内家では、五郎がようやく岩城の試験に合格!!そして、梅と7年越しの結婚を成し遂げたのです。一方、関内家が信仰するキリスト教への取り締まりは一段と厳しくなり、礼拝すらできなくなっていました。
ある日、五郎は光子や梅と信徒たちの集まりに参加し、関内家が軍の仕事をしていることや五郎が兵役を免れていることを指摘されます。悔しい思いをした五郎は、みんなが危険を冒してまで信仰してるものを自分も知りたいと、聖書を熱心に読むようになっていました。
第18週では・・・
信徒の集まりに参加しようとする五郎を引き留める光子。しかし五郎は「お義母さんみたいに、僕は割り切ることができません。馬具は戦争の道具です。穢れています」と言い出ていってしまいました。五郎は、仲間と信仰を共にすることで心を保ってたのです。その夜、特高に連行されて五郎は帰ってきませんでした。
次の夜、梅や光子が五郎を心配していると、空襲のサイレンが!戦火が家まで迫り、光子が逃げようと促す中、梅は原稿を持ち出すため家に戻ってしましました。それを見た岩城は「俺が助けます」と、バケツの水をかぶり梅を追っていったのです。
そして1945年(昭和20年)8月15日、戦争が終わりました。五郎は釈放され、梅と岩城が収容された病院に飛び込み「俺がバカだった。大事なのは君なのに・・・」と謝ります。そんな梅は、原稿が入っているただれた缶を見せ「私もバカだった。岩城がいなければ私も死んでいた」と。
その頃、病室で眠る岩城の傍には光子がいました。五郎は、「岩城は脚気を患っているのを隠して働いていた。もう長くない」と聞き泣きくずれます。
第19週では・・・
音が、一進一退を繰り返す岩城のお見舞いへ。そこに、野球のグローブを手にした五郎と梅が駆け込んできました。
馬具に見切りをつけた光子が、2人に革を使った新しい仕事を探してほしいと頼んでいたのです。そして光子は、「聞こえる?五郎ちゃんが新しい商売を考えてくれましたよ。」と岩城に語りかけました。
すると、岩城の表情がかすかに柔らかくなります。しかし、その数日後に岩城は永遠の眠りについてしまいました。
岩城を苦しめた”脚気”って何?
脚気とは?
ビタミンB1が欠乏して起きる病気。ビタミンB1は炭水化物の代謝に関わる大切な栄養素で、不足すると末梢神経障害や心不全が起きてしまい、全身の倦怠感・食欲不振・手足のしびれ・むくみなどの症状が出るそうです。
明治時代や大正時代に大流行しますが、日本でビタミンB1が発見されてからは食事で自然に補えるようになったため発症者は少なくなっています。しかし、偏食の若者・持病のある人には今も見られることがあるそうです。
原因はあるの?!
先程も紹介しましたが、脚気は体内のビタミンB1が不足することによって発症します。しかし、体内でビタミンを自力で合成することはほとんどできません。かつて日本人は玄米を主食としていたため、自然とビタミンB1を補給することができていましたが、ビタミンB1を含まない白米食が普及した江戸時代から脚気の症状が出始め、明治時代から大正時代にかけては結核と並ぶ2大国民病と言われるほど多くの人が発症したと記録されています。
現代は脚気を発症する人はほとんどいないそうですが、糖質の過剰摂取・インスタント食品を常食している方・ビタミン吸収に障害のある胃切除後の方・ビタミン喪失量の多い血液透析中の方などには発症のリスクがあるそうです。またアルコールを大量に摂取し続けるとビタミンB1を多く消費するため、脚気を発症する要因となると言われています。
症状について
●イライラ
●倦怠感
●食欲の低下
などの症状が表れます。また末梢神経や中枢神経に異常が生じ、手や足の先に痛みやしびれが出るようになるそうです。
これが進行してくと、筋力が衰えて感覚障害が出て歩行も不自由に。重症化すると同時に心臓機能が低下し、心拍数の増加・手足のむくみ・胸水がたまるなどの症状も表れてきます。最悪の場合は心不全により死に至ることも・・・。
予防はできる?!
発症者は若者に多く、原因は糖質の過剰摂取・ビタミンB1の摂取不足だそうです。現在でも発展途上国では脚気の方が多く見られています。栄養不良は健康に重大な影響を与えるので、日頃からバランスの取れた食生活を心がけ、アルコールの飲み過ぎには十分注意したほうがいいそうです。
岩城ロス?吉原光夫さんの演技力について!
「エール」再放送も含めて、吉原光夫さんの演技をTVでは見ている状態で「violet」の初日を迎えたのに、もう光夫さんの姿が舞台上に現れ歌声が耳に届いた瞬間の鳥肌と心の震えが凄かった…😭やっと光夫さんの舞台観れたよ…演劇の神様有難う🙏
しかも最高に魅力が伝わる役だったよ…藤田さん有難う🙏— ぴろぴろ (@piropiro4) September 6, 2020
吉原光夫フリックが、本当に素晴らしかったです。歌も演技も。語らない部分で、その役の背景を観客に想像させるってすごいことだ。
— しまうまぱんだ (@zebraxiongmao) September 5, 2020
この人の何秒かの演技で涙腺崩壊スイッチ入りそうになる#吉原光夫
— mug_kahoru (@mug_k_123) June 15, 2020
ミュージカル音楽を聴くと
吉原光夫さんの声が恋しくなる— きょーちゃん (@8kyotan) September 25, 2020
エールの出演者が歌う星影のエールめっちゃいい
豪華すぎでは
吉原光夫さん声いいしかっこいいなぁ— 赤猫 (@v_smg) July 19, 2020
演技力について検索した結果「背景が見えてくる」「演技が上手い」「迫力ある」という声が多く、演技力の高さが分かります。また、演技だけでなく歌声(声)がカッコイイという声もたくさんありました!
吉原光夫さんは、エールの主題歌「星影のエール」を出演者のみなさんで歌ってつないだ『みんなで星影のエール』にも参加しています!まだ聴いていないよという方は、ぜひ1度聴いてみてください☆
コチラの記事でも紹介しています!
みんなで星影のエールが豪華と話題!歌っているのは誰?歌詞も紹介!
まとめ
今回は、エールで吉原光夫さんが演じる”岩城新平”の今後について紹介しました!五郎ちゃんが梅と豊橋に帰って、岩城の登場シーンが増えていたので寂しいですよね・・・しかも、吉原光夫さんの演技が上手いので、ロスになっちゃいそうです!
19週まで、岩城の活躍に注目しましょう♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆