連続テレビ小説102作目『エール』
いよいよ、「エール」の後半がスタートしましたね!! 日本は戦争に突入・・・裕一は作曲した戦時歌謡が大ヒットし、次第に時代の波に飲み込まれていきます。第17週では、裕一に召集令状が・・・今回は、そんな時に出会うことになる三隅忠人(正名僕蔵さん)に注目します☆
今回は、役柄・実在モデル・プロフィール・出演作・評判など、朝ドラ3回目の正名僕蔵さんについて紹介します♪
ーもくじー
「エール」正名僕蔵さんの役柄は?!
三隅忠人 役
東都映画の制作担当者です。映画の主題歌を裕一に作曲してもらおうと、個人的なつてを頼って、裕一を召集解除にするよう軍に掛け合います。
三隅忠人ネタバレ!
裕一に予想外の召集令状が・・・。裕一の微兵検査は現役には不適とされる丙種だったのです。そんな裕一の入隊が近づいたある日、東都映画の三隅忠人が訪ねてきました。
海軍航空隊の海軍飛行予科練習部(予科練)の練習生をテーマにした映画『決戦の大空へ』の主題歌を作曲して欲しいという依頼をしに来たのです。裕一は、入隊を控えているので引き受けられるはずがないのに・・・。
しかし数日後、三隅忠人が「個人的なつてを頼って軍に確認したところ、裕一は曲作りで国に多大な貢献をしているということで、即日召集解除となる」と言うのです!裕一は、自分だけ特別扱い?と喜べませんでした。
その後、裕一は西條八十が詩を書いた映画の主題歌「若鷲の歌」の曲を予科練で披露するため、三隅忠人と土浦海軍航空隊に向かっていました。楽譜を見た三隅忠人は”明るくて力強い”と大絶賛!しかし裕一は納得していませんでした。裕一は、自分はお国のために何ができるのかという心の内が曲に昇華できていなかったのです。
そこで、土浦海軍航空隊で練習生たちの生活を見学し、彼らのひたむきな姿を曲にこめようと考えますがなかなか浮かんできません。ところが、練習生の風間から”親の恩に報いるために立派な飛行兵になりたい”という話を聞いたのをきっかけに、曲が完成しました!
そしてついに、初めに作った曲とどちらがいいか、教官や練習生に選んでもらうことに。教官たちは、最初に作った明るい長調の曲を選びました。しかし、練習生が一斉に手を挙げたのは2曲目!
「先生の歌には、人の心を奮い立たせる力があります。何百万人の心を一つにする力があります。これからも命を賭して生きる若者のために、よろしくお願いいたします。」と言われた裕一は、高揚感で満ち溢れていました。
そして4カ月後、「決戦の大空へ」は全国で一斉に封切られ、「若鷲の歌」のレコードも同時に発売!どちらも大ヒットを記録しました。
予科練習生とは・・・
小学校高等科卒業生と旧制中学4年生修了者を主とする志願制度で、厳しい訓練の後に飛行科下士官を養成した制度です。卒業生の8割が戦死したという報告もあるため、若い練習生への同情が多く集まりました。
実在モデルについて!
モデルとなったのは?
三隅忠人は東都映画の制作担当者で、映画の主題歌を裕一に作曲してもらおうとする人物。
ということで「決戦の大空へ」の制作担当者を調べると、制作企画を担当しているのは山下良三さんでした。しかし、裕一の古関裕而さんは1943(昭和18)年5月、戦時下の東宝が予科練習生の映画「決戦の大空へ」を制作することになり、”コロムビア”から主題歌を依頼されています。
コロムビアから依頼されたとなると、三隅忠人は「エール」のオリジナルキャラクターと言ってもいいかもしれませんね!詳しい情報や実在モデルが判明した場合は追記します。
「決戦の大空へ」と「若鷲の歌」誕生について!
『決戦の大空へ』は、帝国海軍少年航空兵を育成する予科練の生活と訓練、倶楽部の一家との交流を描いた作品です。舞台になったのは、土浦海軍航空隊と土浦にあった倶楽部。映画の撮影では、土浦海軍航空隊や土浦市内で行われています。
1943年(昭和18年)9月16日に公開されると、主題歌の『若鷲の歌』とともに大ヒットしました。この映画を見て予科練に憧れ、志願した少年も多かったそうです。
主題歌の『若鷲の歌』は西条八十(さいじょうやそ)さんが作詞し、2人は土浦海軍航空隊に一日入隊をして作り上げまています。しかし、披露するために土浦海軍航空隊へ向かう古関裕而さんは、最初にできた長調のメロディーに満足していませんでした。そんな古関裕而さんは向かっている途中のわずか十数分間で、ふと16小節の短調メロディーを思いつきます。
そして、2つの曲が誕生したので学生に聞かせて決めようということになり、全員を集めて歌を聴かせたところ、ほとんどの学生が短調の曲を支持し『若鷲の歌』が誕生しました!
※「エール」は実在人物をモデルとしていますが、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の物語として大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いています。
正名僕蔵さんのプロフィール♪
名前:正名僕蔵(まさなぼくぞう)
本名:正名文夫(まさなふみお)
生年月日:1970年8月11日
出身地:神奈川県川崎市
血液型:O型
身長:174㎝
所属事務所:大人計画
趣味・特技:指ダンス
中学生時代は“神童”と呼ばれるほど成績優秀で、主要5教科はオール5の優等生だった正名僕蔵さん!大学3年の頃に友人連れて行ってくれた”大人計画の舞台”がきっかけで俳優になることを決意しました。
その後1992年、大学四年の頃に大人計画に入団。1992年2月6日のオーディションで、『冬の皮』のみの出演希望者と劇団員志望者を区別して募集していましたが、劇団員志望で受けて合格しました!ちなみに入団のきっかけは、当時大人計画によく客演していた女優の戸村由香さんに会いたかったからです!
代表作は『ショムニ』『HERO』『それでもボクはやってない』などがあります。そんな正名僕蔵さんは、医師・刑事・オタクなど幅広い役柄で出演し、個性派俳優として活躍中です!
正名僕蔵さんの出演作は?
おっさんずラブ-in the sky-/烏丸孫三郎
物語:バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、空の仕事に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、女の園に放り込まれ、新生活がスタートします!
役柄:「天空ピーチエアライン」のディスパッチャー。テンション高めに運航予定や天気の情報を伝えてくれる、おしゃべりガラス。ウワサ好きで、どこで仕入れてくるのかは謎ですが社内情報に精通しています。
特命刑事 カクホの女2/浜口洋二
物語:マイペースな嘱託刑事・北条百合子と叩き上げのクールな刑事・三浦亜矢の凹凸コンビが、嘱託刑事と窓際副署長という自由な立場で警察組織に縛られることなく破天荒に犯人をカクホしていく痛快な逮捕劇です!
役柄:神奈川県警 横浜臨海署 刑事課 強行犯係 係長。常に亜矢を邪魔者扱いする、気性の激しい刑事。
過去出演の朝ドラは?
【ウェルかめ/友近聡 役】
2009年9月28日から2010年3月27日まで放送された81作目です!
ウミガメの町・美波と徳島市が舞台。遍路宿の娘・浜本波美は都会に出て一流女性誌の編集者を目指していましたが、ひょんなことからウミガメに導かれるように人生を大転換、故郷と向き合うことになります。好奇心と粘り腰が裏目に出て、思わぬ方向へ流されながらも、徳島市の小出版社で先輩たちにもまれて成長していく。
役柄:ゾメキトキメキ出版の編集部員。「ゾメキトキメキ出版」解散後は、妻の実家が経営するスーパーで、食品売り場の係長となりました。その場の空気を読めない上、笑いのツボもどこか人とはズレています。
【 梅ちゃん先生/篠田 役】
2012年上半期に放送された第86シリーズの作品です。
第二次世界大戦末期の空襲により焦土となった東京都蒲田区を物語の出発点とし、3人兄妹の末っ子・下村梅子が、学制改革前の旧制医学専門学校である城南女子医学専門学校に進学、様々な経験を経た後に町医者となり、地域の人たちと支え合いながら戦後占領期から高度経済成長期を生きていくという物語。
役柄:建造が担当した入院患者。自らが余命僅かと思い込み、真相を探ろうと梅子に詰め寄ります。妻子と再会したことで治療に意欲的になり、完治し退院しました。
その他の作品は?
【映画】
●HERO/井戸秀二
●ジェネラル・ルージュの凱旋/磯部信也
●はやぶさ/HAYABUSA/長島浩二
●Another/久保寺紹二
●探偵はBARにいる3/教頭
【ドラマ】
●リーガル・ハイ/杉浦検事
●信長のシェフ/足利義昭
●HEAT/鳴海雅彦
●インハンド/黒野秀之
●ドクターY〜外科医・加地秀樹〜/真柴良成
このほか、舞台・バラエティー番組・CMと多くの場で活躍している正名僕蔵さん!ヒット作品の脇役として欠かせない存在ですよね☆どんな役でもしっくりくる演技で楽しませてくれる正名僕蔵さんの今後にも期待しましょう♪
正名僕蔵さんの評判は?
正名僕蔵さんが、どんな印象を持たれているのか紹介します!
菅原大吉さんと正名僕蔵さん、出番はあんなに短いのに背景が全部見えるって、さすがの演技力ですよね。泣いてしまった…。#きのう何食べた
— sail (@hysknttnkk) May 24, 2019
正名僕蔵さんという俳優さんがすごく好きなんです。
味がある。演技がうまいので、自然と感情移入させられちゃうんだよね。— 藤原不平等【ふじわらのふへと】 (@MA3290) June 27, 2018
正義のセ、佳境に入ってきた。やっぱり脚本が面白いのと、今週は正名僕蔵さんの演技が凄かった。
— 鉄ゲタ子 (@mikapon99) May 30, 2018
正名僕蔵さん、良い演技でした。遺留捜査の時もそうだったけど、存在感ハンパないし、本当に記憶に残るような演技をしてます。 #aibou
— おにぎり⊿ (@Urutora7H) February 24, 2016
正名僕蔵の事、見る度に好きになっていくよ。
— 80デニーロ (@80de_niro) April 21, 2020
正名僕蔵さんの演技力について調べてみると、「上手い」「泣ける」「感情移入しちゃう」など、演技力の高さが分かるコメントがたくさんありました☆
まとめ
今回は、「エール」で三隅忠人を演じる”正名僕蔵”さんについて紹介しました!裕一を演じる窪田正孝さんと正名僕蔵さんの演技の掛け合いが楽しみですよね♪朝から素敵な演技で癒されましょう☆最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆