猛威を振るい続ける新型コロナウイルス・・・そして、いくつかの企業がマスクの生産に乗り出してくれているにも関わらず、なかなか解決されない「マスク問題」。手作りしようとしても材料がなかなか揃わないですよね!!
何かいい方法は・・・と考えていると”使い捨て(不織布)マスクは洗って使える”という情報が!!そこで【洗っても性能は落ちないのか・正しい洗い方や注意点はあるのか・ほかに繰り返し使える方法はないのか】など、気になる点を調べたので紹介します☆
ーもくじー
使い捨て(不織布)マスクを洗って性能は落ちないの?
使い捨て(不織布)マスク本当に洗えるのかな?!布マスクは、不織布のものより繊維の隙間が大きくて”効力が薄い”と指摘する専門家もいますが、洗ってそれ以下にならないの?と、なかなか信じれない私は納得いくまで調べてみました(笑)
「使い捨て(不織布)マスクは洗える」という情報を発信したのは、製紙会社で約30年も不織布の研究に携わっていて、技術士の国家資格を持つ奥恭行さん!結果から言うと「使い捨てマスクなので洗えば当然、初期性能は落ちる」ということでした。
不織布マスクは3層素材が主流で、中央の細繊維が帯電しウイルスや花粉をキャッチする仕組みとなっています。しかし、水・洗剤・アルコールなどに接することで効果が減少するので、奥恭行さんは「初期性能を保証できない」と言っています。
実験の結果では、90%以上の捕集効率をもつ新品のマスクを洗濯しても、70%以下にはならないということは分かっているそうです。布マスクの捕集効率が20~40%程度と言われているので、ウイルス効果を重視するなら、洗った使い捨て(不織布)マスクの方がいいかもしれませんね。
正しい洗い方や注意点は?
洗う際の注意点!
●炊事用手袋を使用しましょう。
●複数(他の人)のマスクを一度に洗わないようにしてください。
●洗濯液の飛沫に触れないよう密閉できる容器で処理しましょう。
●すすいだ水は、1Lあたり15mlの塩素系漂白剤をいれ10分放置して捨てましょう!
●洗濯後は十分に手を洗ってください。
使い捨て(不織布)マスクの洗い方!
全国マスク工業会は「洗って繰り返し使える表記の無いタイプは、洗うと機能が落ちるのでお勧めできません」としていますが、再利用したい場合の洗い方も掲載されていたので紹介します♪
①中性洗剤(除菌作用のあるものがオススメ)で押し洗いをします。この時のポイントは、もみ洗いはせず「優しく洗う」ことです。
②洗剤が残らないよう、十分にすすぎましょう。
③熱に弱い材料が使われているマスクもあるので、乾燥機は使わずに乾燥させてください!タオルに挟んで水分をとると乾きやすくなります。
布マスクの洗い方!
花王さんが載せてくれている洗い方が分かりやすいので紹介します☆
①標準濃度の衣料用洗剤にマスクを10分間ひたします。その後、水道水でためすすぎをしたあと、マスクの水気をきりましょう。
②塩素系漂白剤15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分間ひたします。
③水道水で充分にすすいでください。
④清潔なタオルに挟んで水分を吸い取りましょう。
⑤形を整えて干します。
使い捨て(不織布)マスクを繰り返し使える別の方法も?
今話題になっているのが「マスクカバー」です☆
マスクカバーとは、市販のマスクをセットして使うもの!筒状になったマスクカバーの横から使い捨てマスクを入れて、ゴムの部分を両サイドから出すだけという優れものです。
マスクを1日使ったらマスクカバーを外してカバーを洗濯!そして、キレイになったマスクカバーをまたマスクにセットするだけです。
これは試してみる価値ありそうですよね☆マスクを何回も洗うより効果も長持ちしそうですし!!現在はネット販売もされていますが、好きな生地で作ってみるのもいいかもしれません♪
まとめ
今回は、使い捨て(不織布)マスクの洗い方などについて紹介しました☆効果は持続しないので再利用される場合は、あくまでも咳エチケット・濃厚な接触感染や鼻口に直接触れる頻度を少なくする為と理解して利用してください!
早く新型コロナウイルスが終息してほしいですよね!そのために、手指衛生と咳エチケット・外出しないなどの自粛などに取り組みましょう♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆