NHK連続テレビ小説101作目『スカーレット』♪
大阪の荒木荘で女中をしている喜美子!朝4時に起きて一生懸命働いたのに、給料は1,000円(現在だと約17,000円)でした。見習いということで少なかったようです!断られずに”丸熊陶業”に就職していたら10,000円だったのに・・・
今回は、丸熊陶業の実在モデル・近江化学陶器について紹介します☆ジョージ富士川の実在モデル・岡本太郎さんとの関係やロケ地にも注目です!
丸熊陶業について
丸熊陶業の窯(おそらく連房式登窯)から窯出しされる火鉢。
ここで一口メモ。重ねて焼かれる火鉢の下には釉薬で火鉢同士がくっつかないようにトチン(左の写真 一番下の円筒形のもの。陶枕、土地とも書く)や胎土目(右の写真 陶土を団子状に丸め、焼成前の陶器の底に付けておく)を挟む。 #スカーレット pic.twitter.com/eDyxzinMyQ— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年10月1日
信楽で1番大きな窯元で、照子の実家でもあります!喜美子は丸熊陶業に就職し、食堂で陶工や絵付け職人の昼食とお茶を用意することに。その後、仕事をしながら絵付けを学び、昭和34年(1959年)には”絵付け係”の一員になりました!
実在モデル・近江化学陶器について
神山清子さんが就職した「近江化学陶器」が実在モデルです!どんな会社なのか調べたので紹介します♪
明治7年(1874年)2月に創業し、当時は「信楽鍋要」「信楽糸取鍋合名会社」という社名で糸取鍋を製造していました。昭和16年2月『近江化学陶器有限会社』を設立し、糸取鍋から理化学陶器へと転業します。
金属が不足していた戦時中は、金属製品の代替品として”陶器製のガスコンロ”を製造していました。陶器製の爆弾や地雷も製造していたそうです。
戦後の昭和20年代は、火鉢景気に沸き大儲け!しかし、電化製品が出回るようになり火鉢の需要が低迷・・・昭和30年代に入り、火鉢から植木鉢の生産へと変わっていきます!昭和30年代の中期以降は、タイル生産の割合が高まったことで、現在はタイルメーカーとなっています。
岡本太郎とはどんな関係?!
精神の自由さから来るデタラメこそが真の芸術である。 – 岡本太郎(芸術家) pic.twitter.com/CKWYLAPYJA
— 元気をくれる言葉集 (@gr07061) 2019年10月16日
岡本太郎は、スカーレットに登場する”ジョージ富士川”の実在モデルです!そこで、近江化学陶器とどんな関りがあったのか調べてみました!
昭和26年(1951年)、東京国立博物館で縄文土器を見て衝撃を受けた岡本太郎さんは、立体的な作品も作るようになっていました。
そして昭和39年(1964年)、東京・銀座松坂屋が”東京オリンピック”に向けて外壁工事をするということで、岡本太郎さんがアドバイザーに。そこに名乗りを上げたのが「近江化学陶器」です!
岡本太郎さんは無名の近江化学陶器には荷が重いと考え、顧問をしていた”日本陶管”に頼もうとしていました。しかし、近江化学陶器の営業マンに「岡本太郎さんの求める『赤』を信楽焼なら出せる」と訴えられます。
岡本太郎さんは、伊奈製陶のタイルを使い壁画を制作していたのですが、思うような色が出ずタイルの上から色を塗って不満を持っていたのです!そこから信楽焼の赤に取りつかれ、陶器作品の大半を近江化学陶器で製造しています!
ロケ地は宗陶苑!
江戸時代に築窯された日本最大規模ののぼり窯で、現在でも信楽焼を作り続けている窯元です。信楽焼展示場のほか、茶陶中心の展示場や茶室も備えています。陶芸教室では手びねりなどの陶芸体験も楽しめる窯元です。
のぼり窯とは
めっちゃええやん😊#スカーレット#戸田恵梨香#大島優子 pic.twitter.com/8DvujcpEvV
— ゾロんぱ (@y__________o) 2019年4月4日
山の斜面を利用して、細長い部屋を数室連続し、次第々に室内の容積を大きくし余熱を利用しながら焚き上げていく形状の窯のことです。
宗陶苑の登り窯は・・・
日本最大級のもので、現在もフル活動しています。全11室からなり【長さ30m・巾15m・高さ3.5m】その巨大窯をいまもなお年に数回焼き上げているそうです。
宗陶苑・のぼり窯の歴史
信楽焼きの盟主、宗陶苑さんの登り窯だー! pic.twitter.com/I8WW8b7KJ4
— 川原伸晃 NobuakiKawahara (@n_kawahara) 2015年7月8日
・江戸期に築窯されたと想定されています。
・明治、大正、昭和初期寄合窯として協同使用!
・その後直方家が使用したものを譲り受ける。
・昭和26年に改窯、45年に恒り四百数十回焼成して来た前窯は最後の窯焚きをNHK「にっぽんの夜」にて全国に生放送されました。
三笠宮妃殿下、スペインのホアンミロさん、スウェーデンのリリアン王妃、八木一夫さん、能倉順吉さん、下村良之介さん等あらゆる芸術家がこの窯を使用しています!
宗陶苑
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1423-13
TEL:0748-82-0316
OPEN:8:30~17:30
休業日:不定休
アクセス:信楽高原鐵道・信楽線「信楽駅」下車、徒歩20分
まとめ
「スカーレット」には原作はなく実在モデルはいないということですが、神山清子さんの半生をモチーフにしていると言われています!神山清子さんが最初に就職をしたのが『近江化学陶器』ということもあり、実在モデルという可能性大です☆
どのように描かれるのか注目しましょう♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆