『女系家族』
大阪・船場の老舗木綿問屋で繰り広げられる壮絶な遺産相続争い…。
作家・山崎豊子さんの”不朽の名作”が宮沢りえさん&寺島しのぶさんW主演で2夜連続のドラマスペシャルとしてよみがえります!
今回は、相関図・キャスト(役柄)一覧・あらすじ・原作・主題歌・基本情報をまとめて紹介します☆
ーもくじー
「女系家族」キャスト相関図を紹介♪
浜田文乃/宮沢りえさん
『矢島商店』四代目当主・矢島嘉蔵の7年来の愛人。年齢差を超えて深く愛し合っていて、嘉蔵の今際の際には枕元に駆けつけ、「あとのことは心配ない」と告げられます。遺言状に「なにとぞよしなにお取り計らいを」と記されていたことで、矢島家を騒然とさせる。 “慎ましく情の深い女”という印象を抱かれていましたが、初めて本宅を訪れたときに、嘉蔵の子を身ごもっていることを告白。その事実が、女たちを壮絶な相続争いへと導いていきます。
1973年4月6日生まれ、東京都出身!11歳でモデルとしてデビュー。1987年に放送された「三井のリハウス」CMにリハウスガール“白鳥麗子”として出演し、脚光を浴びました。映画「ぼくらの七日間戦争」の主演で女優デビューし、「追いかけたいの!」でドラマ初出演を果たしています。
矢島藤代/寺島しのぶさん
代々“女系の家筋”として栄えてきた、大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の総領娘=長女。一度は結婚し嫁ぎましたが、3年で離婚。現在は矢島家に“出戻って”いて、妹の千寿からは「出戻りの穀潰し」と陰口を叩かれています。父・嘉蔵の死後、当主の座と遺産を巡り、2人の妹と静かな戦いが繰り広げられるものと思っていましたが、愛人の文乃という思いもよらぬ伏兵が現れ、怒りと焦りを抑えきれずにいる。
1972年12月28日生まれ、京都府出身!2004年に映画「赤目四十八瀧心中未遂」をはじめ数多くの女優賞を受賞、2010年には映画『キャタピラー』で第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞しました。2010年には大河ドラマ「龍馬伝」、2016年には連続テレビ小説「あさが来た」などドラマにも数多く出演しています。
矢島千寿/水川あさみさん
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の次女。婿をとり、家業を継いでいます。姉である藤代に劣等感を抱き、その思いから藤代を「出戻りの穀潰し」と揶揄。遺産相続争いでは、夫の良吉を操り、少しでも多くの取り分を、と暗躍します。
1983年7月24日生まれ、大阪府出身!映画「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」で女優として注目され始めました。ドラマは、「ロングラブレター~漂流教室」「のだめカンタービレ」「江~姫たちの戦国~」に出演。「シェアハウスの恋人」「東京スカーレット~警視庁NS係」では主演を務めています。
矢島雛子/山本美月さん
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の三女。やや世間知らずで遺産相続争いにも疎く、「このままでは損をする」と叔母の芳子に焚き付けられ、相続争いの渦中へと身を投じていきます。
1991年7月18日生まれ、福岡県出身!2009年7月、第1回東京スーパーモデルコンテスト「グランプリ」「Cancam賞」受賞。ドラマ出演作は、Doctor-X ~外科医・大門未知子~」「アオイホノオ」「恋仲」「嘘の戦争」「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」「パーフェクトワールド」などがあります。
矢島芳子/渡辺えりさん
三姉妹の叔母。雛子を巧みに操りながら、相続分を手中に収めようとします。
1955年1月5日生まれ、山形県出身! 1983年舞台「ゲゲゲのゲ」で第27回岸田國士戯曲賞を受賞。「喜劇 有頂天旅館」「ミュージカル『狸御殿』」など、多くの舞台で活躍しています。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」、「オンナミチ」「100の資格を持つ女」「精霊の守り人 シーズン2」などに出演。
矢島良吉/長谷川朝晴さん
千寿の夫で矢島家の婿。
1972年3月19日生まれ、千葉県出身!1993年、明治大学在学中に演劇ユニット・ジョビジョバを結成。「東京天使」「受験の神様」「ショコラ」「相棒」「おみやさん3」「13歳のハローワーク」「Doctors~最強の名医 2015」「医龍」「ブラザービート」など数多くのドラマで活躍しています。
出目金/山村紅葉さん
文乃の家の近所にある薬局の奥さん。
1960年10月27日生まれ、京都府出身!1983年、早稲田大学在学中にドラマ「燃えた花嫁 殺しのドレスは京都行き」でデビューしました。「赤い霊柩車」「京都祇園芸妓」「名探偵キャサリン」「狩矢警部」シリーズにレギュラー出演しています。
梅村芳三郎/伊藤英明さん
日本舞踊の若師匠で、藤代と恋愛関係。財産分与に関して藤代から相談を持ちかけられ、不動産業者を紹介するなど、裏工作に協力しますが…?
1975年8月3日生まれ、岐阜県出身!「僕のヤバイ妻」「病室で念仏を唱えないでください」、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」などに出演。映画では、「3月のライオン」「22年目の告白」「劇場版 仮面ライダーゼロワン」「燃えよ剣」など出演を重ねています。
小林君枝/余貴美子さん
宇市とは長年にわたって内縁関係にある愛人。次第に矢島家の相続争いの渦に巻き込まれていきます。
1956年5月12日生まれ、神奈川県出身!1988年「噛む女」で映画デビュー。映画「あ、春」「学校Ⅲ」などに出演し、数々の受賞歴を持っています。ドラマ「人情質屋の事件台帳」シリーズ、「だます女だまされる女」シリーズなど多くの主演作品も。映画「後妻業の女」「ブルーハーツが聴こえる」にも出演。
矢島嘉蔵/役所広司さん
『矢島商店』四代目当主で藤代、千寿、雛子の父。数十億円相当の資産を遺しこの世を去りますが、遺言状に7年来の愛人・浜田文乃の存在を記したことで、矢島家では遺産相続争いが展開。実は文乃のお腹には嘉蔵の子が宿っていて、その事実が明らかになったことで、争いはさらに激化していくことになります。
1956年1月1日生まれ、長崎県出身!1983年、NHK大河ドラマ「徳川家康」で織田信長を演じ脚光を浴びました。映画でも「日本のいちばん長い日」「バケモノの子」「蜩ノ記」ほか、「ふたたびの恋」を始めとする舞台などで活躍しています。
大野宇市/奥田瑛二さん
嘉蔵が亡くなり、遺言執行人として親族を前に遺言状を読み上げますが、その裏でさまざまな裏工作をし、相続問題をますます混沌とさせていきます。実直そうに見えますが、実は狡猾な裏の顔が…。
1950年3月18日生まれ、愛知県出身!映画『もっとしなやかにもっとしたたかに』で初主演。1986年『海と毒薬』で毎日映画コンクール男優主演賞、1989年『千利休・本覚坊遺文』で日本アカデミー主演男優賞を受賞。1994年『棒の哀しみ』ではキネマ旬報、ブルーリボン賞など8つの主演男優賞を受賞しています。
「女系家族」のキャストは、随時更新します☆
「女系家族」あらすじネタバレ!
大阪・船場で老舗の木綿問屋を営む矢島家。代々娘たちが暖簾を守り続ける“女系筋”である『矢島商店』の四代目・嘉蔵が総額数十億円の遺産を遺して亡くなり、その遺言状が大番頭の大野宇市によって読み上げられます。
“出戻り”でもある長女で総領娘の矢島藤代、婿を迎え矢島家を継ぐ気でいた次女の千寿、やや世間知らずなため叔母である芳子の後ろ盾を得ている三女の雛子らが見守る中、明かされた遺言状の中身――それは矢島家の女たちの誰も想像すらしていない内容でした。
なんとそこには嘉蔵の愛人である浜田文乃の名が。そして愛人である文乃にも遺産を分配するように、と記されていたのです!
もちろんそんな遺言に納得するはずもない藤代ら矢島家の女たち。さらには文乃が嘉蔵の子を身ごもっていることまで明らかに…。藤代が懇意にする日本舞踊の師匠・梅村芳三郎、千寿の婿・良吉、そして大番頭の宇市といった、姉妹を取り巻く男たちも巻き込み、遺産相続だけではない、人間の欲望と嫉妬にまみれた激しい戦いが繰り広げられていきます。
「女系家族」原作はある?
「女系家族」の原作は、「白い巨塔」などを手掛けた山崎豊子さんの小説「女系家族」です。大阪・船場の老舗木綿問屋「矢島商店」で繰り広げられる壮絶な遺産相続争いを描いています。
1924年1月2日生まれ、大阪府出身!毎日新聞大阪本社学芸部に勤務する傍ら小説を書き始め、1957年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞しました。『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など著作はすべてベストセラー。大作『約束の海』を遺作として 2013年に逝去。
「女系家族」主題歌は?
「女系家族」の主題歌は、まだ公表されていませんでした。分かり次第紹介します♪
「女系家族」基本情報!
放送はいつ?
2021年12月4日(土)・2021年12月5日(日)
よる9時から放送です。
スタッフも紹介!
原作:山崎豊子さん
『女系家族』(新潮文庫刊)
企画協力:一般社団法人山崎豊子著作権管理法人・野上孝子さん・新潮社
監督・脚本:鶴橋康夫さん
音楽:羽岡佳さん
チーフプロデューサー:五十嵐文郎さん
プロデューサー:船津浩一さん・浜田壮瑛さん・山形亮介さん
制作協力:角川大映スタジオ
制作:テレビ朝日
まとめ
今回は、「女系家族」のキャスト相関図・あらすじネタバレ・原作・主題歌について紹介しました☆舞台を現代の大阪に置きかえ、人間味あふれる登場人物たちが滑稽なまでに繰り広げる相続劇に注目です!ぜひご覧ください♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆