杖立温泉・春の風物詩「鯉のぼり祭り」
杖立温泉は、熊本県と大分県の県境にある温泉街で川沿いに旅館が立ち並ぶ歴史ある温泉地♪そんな杖立温泉で毎年開催される「鯉のぼり祭り」は、来場者がおよそ5万人ほど訪れる人気のイベントです☆
今回は、鯉のぼり祭り2019の詳細やみどころを紹介します♪
ーもくじー
杖立温泉「鯉のぼり祭り2019」基本情報☆
日程:2019年4月1日(月)から5月6日(月)
会場:杖立温泉一帯
住所:〒869-2503熊本県阿蘇郡小国町下城杖立
電話:0967-48-0206
アクセス方法:
電車の場合:JR日田駅からバスで45分「杖立温泉」で下車後、徒歩およそ3分程度
車の場合:大分道日田インターチェンジより国道212号線を経由、およそ40分程度
※駐車場は無料で200台ほど用意されています!
鯉のぼり祭りは杖立温泉が発祥の地!?
春になると、全国各地の観光地に鯉のぼりが飾られているのをよく目にしますが、実は「鯉のぼり祭り」の発祥と伝わるのが杖立温泉です!1963年に子供の健康を祈願し、約40匹の鯉のぼりを飾ったのが始まり。例年4月1日から5月6日にかけて開催される「鯉のぼり祭り」では、約3500匹もの鯉のぼりが杖立川で泳いでいます!
杖立温泉の歴史
杖立温泉の始まりは、1800年以上前の仲哀天皇の時代!仲哀天皇の御子を身ごもっていた神功皇后が、筑前の宗像で産気づきます。その時、白髪の老人が「これより東南に川をさかのぼると霊泉がある。これを汲み産湯に用いれば皇子は千歳の寿を保たれるであろう。」と告げたそうです。
それを聞いたお付きの人が、険しい山を越え皇后のもとへ持ち帰り、産湯として奉ったこの霊泉こそが杖立温泉。そして生まれたのが後の応神天皇だったと伝えられています。
杖立温泉のみどころを紹介♪
鯉のぼり祭り:ライトアップ
お昼の、青空・新緑・川・鯉のぼりの組み合わせも最高なんですが、ライトアップされた鯉のぼりも幻想的でオススメです!
宿泊での観光や時間に余裕のある方は、ぜひ夜の鯉のぼりも楽しんでみてください♪昼間とは違った魅力があります☆
恋が叶う「絵鯉」
杖立温泉には、3つの橋があります。なかでも下流にかかる屋根のついた「もみじ橋」は、パワースポットで人気を誇る場所です♪屋根の下には「絵鯉」と呼ばれる杉の板がズラリ!「絵馬」のように見えます☆
願い事を書いて橋に吊るすと、願いが叶うと評判に。特に「恋」の願いには効き目があるそうです!
共同蒸し場
泉温が約98度と高温なことで知られる杖立温泉には、湯気が立ち上る「蒸し場」が温泉街に点在しています。「蒸し場」とは、温泉の蒸気を生かした蒸し釜が備えられた調理スペースです。
野菜や卵など好みの食材を持ち込んだり、さつまいもやトウモロコシ・卵など日替わりの食材と網かごがセットなったものを自動販売機で購入しましょう♪個数などによっても異なりますが、蒸し卵ですと約15分・さつまいもですと約30分、蒸気で蒸し上げると完成です。
杖立プリン
お客さまをお迎えするおもてなしの地元料理が「甘玉子」。茶碗蒸しに砂糖を加えたようなお菓子で、現代でいうところの「プリン」のようなものです。
そんな甘玉子のような「おもてなし料理を!」ということで始まったのが杖立プリンプロジェクト。それぞれの宿がオリジナルのアレンジを加えて仕上げた自慢の味!
歩いていると、「杖立プリンあります」の看板やのぼりが☆立ち寄り湯をしながら、プリンの食べ歩きも良いですよね♪お持ち帰りができるものもあります!
種類や値段、各店舗の提供時間はコチラから☆
会場横に足湯や指湯が☆
無料で気軽に利用できるので休憩にオススメ☆
足湯「だいこんの湯」、指湯「もみじの湯」、砂蒸しの足湯「天上砂敷」(二つに仕切られ、一方は底に砂が敷かれ、もう一方は底に砂利が敷かれています)、小石やパイプを踏んで足裏を刺激する「踏み湯」などがありました!
まとめ
3500匹の鯉のぼりは、本当に圧巻です!毎年5月3日~5日には演奏や子供の成長祈願祭などの子供向けイベントが開催され、多くの人が訪れます。静かに見たいという方は、ゴールデンウィーク前がいいかもしれません。
温泉もたくさんあるので、普段の疲れ・旅の疲れを取ることも☆春休みやゴールデンウイークにお子さんとお出かけするのにオススメのスポットです!ぜひ足を運んでみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆