NHK連続テレビ小説101作目『スカーレット』♪
荒木荘から、圭介さんが出ていっちゃいましたね!喜美子のおはぎ、持って行って欲しかった・・・。でも、大久保さんが喜美子の作った料理を味見したり、いなくなるんじゃなかと寂しがったり、女中を続けると喜んだりする姿にホッコリしました☆そして・・・料理がどれも美味しそう♪ということで、スカーレットの料理に注目します!
今回は、スカーレットの料理を担当している広里貴子さんやレシピを紹介します♪
料理担当:広里貴子さん
#スカーレット に出てくるご飯はどれもこれもおいしそうですよね…🤤
撮影の裏では料理指導の広里貴子先生が、こんな風に用意してくださっています。
出演者のみなさんも、撮影中に食べるご飯がおいしくてびっくりするそうですよ!あぁ、おなかが減ってきました…😧 pic.twitter.com/SJTEINRrXO
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) 2019年10月16日
大阪市出身の広里貴子さん♪1996年に「辻日本料理マスターカレッジ」、1997年に「辻調理技術研究所 日本料理研究課程」を卒業しました。その後は、辻調グループの日本料理技術講師を9年間勤めています。
ある日、仕事の一環として『なにわの伝統野菜』を普及するプロジェクトに携わったことが大きな転機となりました。掘り下げれば掘り下げるほど、さまざまな大阪の歴史背景や食文化が見えてきて「食を通じて大阪を盛り上げたい」と思うようになり、2006年に「kicho(有限会社貴重)」を設立。
現在は、商品開発・料理講習・メディアへの技術提供など幅広く活躍しています。2013年には、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で料理指導を担当!
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』はタイトル通り、物語の重要なカギを握るのが”料理”ということで、大阪の食卓を再現できる広里貴子さんに声がかかりました!最初は怖くて断った広里貴子さん。伝統野菜を使えるチャンスでもあるので、『何かあれば助けてください』と、生産者の方・伝統野菜に携わる方々に約束を取り付け挑戦したそうです。
撮影現場では、食材調達・調理・料理指導など、食にまつわるすべてのことを担当しています。時季外れで調達しづらいもの、時代考証の難しいものもあったそうですが、周囲の方と着実にクリアしていきました。以降、NHK大阪放送局制作の朝ドラ全てで、料理指導を担当しています。
●第89作目/ごちそうさん(主演:杏さん)
●第91作目/マッサン(主演:玉山鉄二さん/シャーロット・ケイト・フォックス)
●第93作目/あさが来た(主演:波留さん)
●第95作目/べっぴんさん(主演:芳根京子さん)
●第97作目/わろてんか(主演:葵わかなさん)
●第99作目/まんぷく(主演:安藤サクラさん)
そして『スカーレット』で7作目です!2020年後期に放送される、大阪が舞台の「おちょやん」でも広里貴子さんが担当するのか楽しみですね☆
料理ってどこで作ってるの?
料理を作っているのは、NHK大阪放送局の撮影スタジオ脇にある「消えもの室」と呼ばれている場所です。小道具なども置かれていて、料理ができるスペースは畳3畳分!そこの家庭用コンロと業務用コンロを使用しています。
スカーレットの大阪編では、タマネギやナスといった地場野菜や魚を中心に、郷土料理が取りいれられています。信楽が舞台のときは、信楽の食生活にあわせて魚は干物以外あまり使わないようにして、きのこ・赤こんにゃく・おふを使います。野菜は、赤カブやひの菜など実際に信楽でよく使われる食材を使っているそうです。
レシピ公開?!
喜美子のおはぎ!
美味しそう🎵#おはぎ#スカーレット pic.twitter.com/Ip3m1Bzc69
— 💚ゆうぽん@カナやん一生LOVE❤🎤 (@kL5ClAww2hA182R) 2019年10月28日
圭介も大好きな”おはぎ”のレシピが公式サイトで公開されたので紹介します☆
材料☆おはぎ約20個分/所要時間:4時間
【あん】
●小豆/350g
●三温糖/380g
●水あめ/大さじ2
●塩/ひとつまみ
【ごはん】
●もち米/2合
●うるち米/0.5合
●砂糖/大さじ1
●塩/ひとつまみ
作り方
①小豆を洗って、水(約1L)と鍋にいれ強火にかけます。
②小豆の皮にしわが寄ってきたら差し水をしましょう。鍋の中の温度を急激に下げると豆の煮えムラが少なくなるそうです。
③豆が煮えると、ふくらんで皮のしわがのびてきます。しわがのびてきたら小豆をざるにあげ、水をかけて表面についた渋を洗い流します。
④鍋に戻して、水(約1L)をいれて強火に。沸騰したら弱火にしてゆでます(約1時間~1.5時間ほど)。ゆで汁が少なくなってきたら水を加えて常に豆に水がかぶっている状態にしておきます。
⑤小豆が指でつぶれるくらい柔らかくなったら、水の入ったボールにあけてください。
⑥小豆が沈殿してきたら上水を捨て、水をいれるを2~3度繰り返し、さらしの布の上に取り出して水気を切ります。
⑦鍋に⑥の小豆と三温糖と水(約150ml)をいれて、強火にかける。焦げない程度に軽く混ぜ、アクが出てきたら、しゃもじに付けて軽くとります。
⑧小豆があんにかわっていきます。焦げないように時々混ぜて炊き、炊きあがる一歩手前で水あめと塩ひとつまみをいれましょう。
⑨バットに取り出して冷まします。かたしぼりの布巾をかぶせて乾燥しないようにしてください。
⑩研いだもち米とうるち米・砂糖・塩を炊飯器にいれ、2.5合分の水をいれて炊飯します。
⑪炊き上がったご飯をボウルにあけて、半づき程度まで棒でついてください。
⑫ごはんは40g・あんこは52gずつに分けます。
⑬ごはんをあんこで包みます。手に砂糖水をつけると包みやすいそうです。
どて焼き!
雄太朗が喜んでいましたよね♪
材料☆約4人分/所要時間:3時間
●牛すじ/500g
●しょうが/20g
●こんにゃく/1丁
●白味噌/200g
●昆布/10センチ角1枚
●砂糖/大さじ1.5
●みりん/80ml
●酒/80ml
●うすくち醤油/80ml
●七味唐辛子/(お好みで)適量
●刻み青ネギ/(お好みで)適量
作り方
①牛すじを熱湯に入れて、表面の色が変わったらザルにあげ水をかけます。そして、一口大に切っておきましょう。
②しょうがはせん切りn。こんにゃくはスプーンでちぎり、塩もみして熱湯でゆでしたらザルにあげておきます。
③牛すじをたっぷりの湯でゆでましょう(1.5~2時間)。
④ゆで汁に浮いている余分な脂を取り除き、こんにゃく・しょうが・昆布・酒・みりん・砂糖いれて煮ます(約10分)。
⑤うすくち醤油と白味噌をいれて煮る(約20分)。
⑥煮おわったら昆布をとり器に盛ります!お好みで青ネギや七味とうがらしをかけてできあがりです。
本来のどて焼きは、鍋の内側に土手状に味噌を塗り、その中で具材を焼いてから縁から溶けてきた味噌で煮ます!荒木荘のどて焼きはこんにゃくもたっぷりいれて、調味料と味噌で煮るのがポイントです。
朝ドラは撮影期間も長いし、食事シーンではリハーサルやリテイクで、俳優さんは何度も料理を食べなくてはいけません。そのため、どの料理もダシからとった身体に優しいものにして、味も控えめにしています。
他にもレシピは公開されていくようなので、ぜひチェックしてみてください☆
まとめ
美味しそうと思った料理のレシピが公開されると嬉しいですよね☆そして、これからどんな料理が出てくるのか、少しずつ変わっていくのかなど料理に注目のするのが楽しみです!みなさんもぜひ再現してみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆