朝ドラ

スカーレット庵堂ちや子のモデルは山崎豊子!神山清子と接点が?

NHK連続テレビ小説101作目『スカーレット』♪

舞台が大阪に変わって、キャラが濃い人がたくさん出てきましたね♪特に、喜美子が蹴り飛ばした襖の向こうにいた庵堂ちや子・・・(笑)水野美紀さんの演技力にお手上げです!そんな水野美紀さんが演じる”庵堂ちや子”の実在モデルはいるのか調査しました☆

ハナ
ハナ
出てくるの分かってても、インパクト大だよね(笑)
サク
サク
気になるキャラクターだね☆

今回は、庵堂ちや子・実在モデル・山崎豊子さんについて紹介します☆※ネタバレ注意!

庵堂ちや子ってどんな人物?!

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\新聞記者/ 
喜美子が働くことになる、大阪の下宿屋で知り合った女性新聞記者!大ざっぱで身の回りのことは全くかまいませんが、仕事には真剣です。喜美子のよき友人となり、女性が職業を持って生きることについて、大きな影響を与えます。やがて喜美子に触発されるように、新たな道へ。

●ちや子が務める会社に行くと、机の上に湯のみなどが散乱していたので手際よく片付けます。その姿をみた編集長が「給料を5倍払うから雇いたい」といますが、喜美子は大久保のぶ子に認められていないと断ります!

●喜美子の学校探しの相談に乗ってくれます!美術研究所の特別講師でもある、ジョージ富士川のサイン会に行くことも勧めてくれました。

●ちや子は、尊敬していた編集長が黙って他の社に移ったこともあり、会社を辞めます!後に、喜美子を訪ね「婦人雑誌の記者になった。女だからと軽視されても負けずに頑張って、仕事を勝ち取った」と話します。

ハナ
ハナ
喜美子にとって、必要な人物になりそうだね!
サク
サク
友人になるなら、最後まで出演する可能性も☆

実在モデルは山崎豊子さん?!

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名前:山崎豊子(やまさきとよこ)
本名:杉本豊子(すぎもととよこ)
生年月日:1924年1月2日
出身:大阪府大阪市南区(現・中央区
職業:小説家
小学校:旧制大阪市芦池尋常小学校(現:大阪市立南小学校)卒業
中・高学校:旧制相愛高等女学校(現:相愛中学校・高等学校)卒業

1924年、大阪・船場の老舗昆布店「小倉屋山本」に5人兄弟の長女として生まれます。その後、1944年(昭和19年)に旧制京都女子専門学校(現:京都女子大学)国文学科を卒業した、山崎豊子さんは”毎日新聞社”に入社しました。

※本当は教師になりたかったそうですが、戦時中で教師の道が閉ざされてしまいます!就職しないと軍事工場で働くことになるからです!

大阪本社の「調査部」に配属されますが、1945年(昭和20年)に「学芸部」へ!山崎豊子さんは筆が遅かったため、学芸副部長・井上靖さんのもとで記者としての訓練を受けました。

そんな山崎豊子さんは、勤務のかたわら「小説」を書き始めます!1957年(昭和32年)に生家の老舗昆布店「小倉屋山本」をモデルに、親子二代の船場商人を主人公とした『暖簾』を書き、作家デビューしました。

井上靖さんは、毎日新聞で働きながら小説を書いていました!昭和25年(1950年)に「闘牛」で芥川賞を受賞し、翌年に退社しました!その時に「君も書いてみたら?」と言われたのが小説家としての始まりです。

『暖簾』を出版後、すぐに映画・ドラマ化されて人気を博しました。翌年は、吉本興業を創業した”吉本せいさん”をモデルに『花のれん』を書き、第39回直木賞を受賞します。その後、毎日新聞を退職して「作家生活」に入りました。

山崎豊子さんの作品って?

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●暖簾(1957年)/映画化・ドラマ化!
●花のれん(1958年)/映画化・ドラマ化!
●ぼんち(1959年)/映画化・ドラマ化!
●しぶちん(1959年)/ドラマ化!
●女の勲章(1961年)/映画化・ドラマ化!
●女系家族(1963年)/映画化・ドラマ化!
●花紋(1964年)/ドラマ化!
●白い巨塔(1965~1969年)/映画化・ドラマ化!
●仮装集団(1967年)
●花宴(1967~1968年)
●華麗なる一族(1973年)/映画化・ドラマ化!
●不毛地帯(1976~1978年)/映画化・ドラマ化!
●二つの祖国(1983年)/ドラマ化!
●大地の子(1991年)/ドラマ化!
●ムッシュ・クラタ(1993年)
●沈まぬ太陽(1999年)/映画化・ドラマ化!
●運命の人(2009年)/ドラマ化!
●約束の海(2014年)

代表作のほとんどが映画化・ドラマ化されています!2009年に映画化された『沈まぬ太陽』では、日本アカデミー賞を受賞しました。また、『大地の子』の印税などを基に1993年に山崎豊子文化財団」を設立し、日本に帰国した中国残留孤児の学資援助なども行っています。

『大地の子』で引退を考えた山崎豊子さん!「芸術家に引退はない、書きながら柩に入るのが作家」と新潮社斎藤十一さんに言われ、執筆活動を継続することに・・・。

2013年8月から新作「約束の海」の連載を開始していましたが、第1部(20話)を書き上げた後に体調不良となり堺市内の病院に緊急入院します!2013年9月29日に呼吸不全のため89歳で死去

神山清子さんとの接点は?

スカーレットは「神山清子さんの半生」を参考にしているということで、山崎豊子さんとの接点を探しましたが2人に接点はありませんでした!

庵堂ちや子は大阪で「新聞記者」として働いていますが、尊敬していた編集長が黙って他の社に移ったこともあり、会社を辞めました!その後「婦人雑誌の記者」になります。

そのことを考えると、実在モデルは山崎豊子さんという可能性が大きいです!ただ神山清子さんと接点がないことから、オリジナルキャラに近いと思われます!

まとめ

代表作のほとんどが映画化やドラマ化されるってスゴイですよね!庵堂ちや子も、女だからと軽視されても負けずに頑張って、仕事を勝ち取るような強さをもっています!山崎豊子さんがモデルという”庵堂ちや子”に注目しましょう♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆