朝ドラ

おちょやん大山鶴蔵(中村鴈治郎)の実在モデルは?朝ドラ出演2作目

連続テレビ小説103作目『おちょやん』

女優の道を生き抜き”大阪のお母さん”と呼ばれるまでになった、ひとりの女性の物語です。そんな「おちょやん」に登場する上方演劇界のドン大山鶴蔵を中村鴈治郎さんが演じるということなので、注目していきます!!

ハナ
ハナ
実在モデルはいるのかな?!
サク
サク
中村鴈治郎さんの演技も楽しみだね!

今回は、役柄・実在モデル・プロフィール・出演作・評判など、朝ドラ2回目の中村鴈治郎さんについて紹介します♪

「おちょやん」中村鴈治郎さんの役柄は?!

大山鶴蔵 役

中村鴈治郎さんが演じる”大山鶴蔵”とは、道頓堀の芝居小屋を支配する、「鶴亀株式会社」の社長です。冷徹な経営者の顔と、無類の芝居好きの顔を持っていて、敵とも味方ともつかぬ大物。女優の道を歩んでいく千代の転機に大きく関わっていきます!

ハナ
ハナ
敵とも味方ともつかぬ大物かー!!
サク
サク
雰囲気的には、千代にとって味方そうなんだけどね・・・実際はどんな人物なのかな。

中村鴈治郎さんのコメント

コメントを探しましたが、見当たりませんでした。何か発表されたら紹介します。

大山鶴蔵の実在モデルは白井松次郎さん!


中村鴈治郎さんが演じる”大山鶴蔵”の実在モデルは、「松竹」を創業した白井松次郎さんだと思われます!

1877年12月13日、京都三条柳馬場(現:京都市中京区)で大谷栄吉さん・しもさんの双生児の兄として誕生しました!弟は大谷竹次郎さんです。父親は相撲の興行師で、母親は売店を経営していたため、松次郎さんと竹次郎さんは幼いころから家業を手伝いつつ劇場の雰囲気に親しみ、興行の世界を志すようになりました。

1895年(明治28年)、実川正若一座を率いての巡業を初めて行った松次郎さん。劇場仲売りの白井亀吉さんに認められて、1897年(明治30年)に養子となり”白井姓”に。

1900年(明治33年)に、京都新京極の大黒座を買い取いり直営。1902年(明治35年)には、明治座(のちの京都松竹座)を開場し、興行界の刷新と演劇改良運動に関わるようになりました。そして、弟の竹次郎さんと大阪市南区葦原町に「松竹合名社」を設立します。※松竹(まつたけ)は、兄弟の名を一文字ずつとってつけられました。

その後は東京進出を果たし、松次郎さんが関西・竹次郎さんが東京を中心に活動。そんな松次郎さんの運命を左右することになったのは、大阪で大人気の役者・中村鴈治郎(初代)さんとの提携でした。1905年(明治38年)10月の東京歌舞伎座への出演の際、初めて手を組んだのを皮切りに、翌年には道頓堀中座での興行を成功させ京都南座を買収。

以後、大阪朝日座・同文楽座・東京新富座・大阪堂嶋座・東京歌舞伎座・大阪角座・大阪中座を次々と手中に収め、上方の興行界を完全に席巻しました。

千代の実在モデル・浪花千栄子さんは「松竹」の専属女優として活躍していましたが、社長の白井松次郎さんとのエピソードはみつかりませんでした!なので大山鶴蔵は、オリジナルのキャラとして描かれる可能性もあります!

中村鴈治郎さんのプロフィール♪

この投稿をInstagramで見る

 

dendoroubik(@dendoroubik)がシェアした投稿

名前:中村鴈治郎(なかむらがんじろう)
本名:林智太郎(はやしともたろう)
生年月日:1959年2月6日
出身地:京都府
屋号:成駒家

経歴

1967年(昭和42年)11月、『紅梅曾我』の一萬丸で”中村智太郎”を名乗り初舞台を踏みました。「小学校に進むまで舞台に上げない」という方針だったので、2学年下の弟・浩太郎(扇雀)さんの小学校入学を待ち、小学3年生での初舞台となったそうです!

歌舞伎俳優の家では珍しく、「学校に通っている間は舞台には出さない」という方針もあったため、中学・高校の間は舞台にあがることはありませんでした。大学を卒業して、就職するように歌舞伎の世界に入ったそうです。

慶應義塾大学法学部卒業した中村鴈治郎さん。舞台に慣れ親しんだ同世代に比べてブランクがあり苦労したのですが、1995年(平成7年)48年ぶりに五代目・中村翫雀を襲名。その後、2011年に第32回松尾芸能賞・優秀賞を受賞し、2015年1月に大阪松竹座で四代目・中村鴈治郎を襲名しました。

家系図がスゴイ!

父/四代目・坂田藤十郎
母/林寛子(扇千景)元宝塚歌劇団娘役
弟/三代目・中村扇雀
妻/2代目・吾妻徳彌(日本舞踊吾妻流六代目家元・三世宗家)
長男/中村壱太郎

中村鴈治郎さんの父親は、歌舞伎界のNO.1であり、人間国宝の四代目・坂田藤十郎さんです。母親は、女性初の参議院議員を務めた扇千景さんで元宝塚スターです。ちなみに弟は三代目・中村扇雀さんで、1995年から父親が名乗っていた”中村扇雀”を継ぎました。父方の叔母には、中村玉緒さんがいます!

そして中村鴈治郎さんの奥様は、日本舞踊家で「吾妻流」六代目家元・三世宗家の吾妻徳穂(本名:林英津子)さんです!3歳の時に新橋演舞場で初舞台を踏み、1969年1月11歳で吾妻徳彌を襲名しました。その後1978年、20歳で六代目吾妻流家元に就任しています。

中村鴈治郎さんと吾妻徳穂さんの間には、1990年に長男の壱太郎さんが誕生しました!壱太郎さんは、2014年9月に七代目家元・吾妻徳陽となっています。

中村鴈治郎さんは朝ドラ2作目?

連続テレビ小説「おていちゃん」

物語:一人の女性が、悩み傷つきながらも、自分の幸せを手に入れるまでを描いた作hんです。モデルは女優・沢村貞子さん。

役柄:ヒロイン・大沢てい子(おてい) /友里千賀子さんの弟・大沢直次を演じました。

マリアと緑のプリンセス

物語:さまざまな“いのち”がきらめくミュージカルで、いのちの尊さをテーマにしたミュージカルの第2弾です!

役柄:中村鴈治郎さんが演じるのは、女優を夢見るヒロインのマリアが父のように慕う劇団ボアベールのオーナー、マシュー。病弱な母を支えながら努力するマリアを、陰ながら支える存在でした。

その他、映画「ねことじいちゃん」で友情出演しています。『元禄忠臣蔵』『京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)』『伊賀越道中双六』『傾城反魂香』『吉野山』などにも出演し、様々な賞を受賞しました!

中村鴈治郎さんの評判は?

中村鴈治郎さんが、どんな印象を持たれているのか紹介します!


襲名会見の際、「二代目・鴈治郎さん(祖父)のような芸域の広い役者になりたい」と抱負を語っていた中村鴈治郎さん!二代目・鴈治郎さんも演じなかった『沼津』の老人足平作や『神霊矢口渡』の強欲な渡し守頓兵衛などの役どころにも臨み、大きな成果を上げています。

そんな中村鴈治郎さんはすでにファンも多く、たくさんの方に期待されています♪おちょやんを見て、知らないという方も虜になっちゃうかもしれませんね!

まとめ

今回は、「おちょやん」で上方演劇界のドン大山鶴蔵を演じる”中村鴈治郎”さん”について紹介しました!実在モデルは白井松次郎さんで間違いないと思いますが、エピソード的にはオリジナルキャラとして描かれる可能性があります!どんなキャラなのか、どう演じるのか注目しましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆