十日恵比須神社で行われる正月大祭「十日えびす」♪商売繁盛や家運隆盛を願って、毎年100万人の参拝者が押し寄せています。参道沿いには露店・約300店以上が出店し、縁起物が当たる福引で境内には「大当たり~!」「末広がり~!」と縁起の良い声が☆
今回は、十日恵比須神社(正月大祭)について・日程・みどころ・御朱印・アクセス方法などを紹介します☆
ーもくじー
十日恵比須神社(正月大祭)について
「十日恵比須神社」のはじまり
十日恵比須神社は、福岡市博多区吉塚の東公園内にあります!
香椎宮大宮司家の武内五右衛門は分家して、博多で商売を営んでいました。1591年1月3日、香椎宮・筥崎宮を参拝したとき、香椎浜に流れついた恵比須神の神像2体を拾います。それを自宅に持ち帰って祀ったところ家運が隆盛。翌年の1592年1月10日、平十郎が神像を拾い上げた場所に社殿を設けました。
えびす様とだいこく様
「十日恵比須神社」には、大漁追福の『えびす様』と五穀豊穣の『だいこく様』2人の神様がいます!
えびす様は、事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)と言い、お父様は大國主大神(おおくにぬしおおかみ)で、弟神には天照大神(あまてらすおおかみ)です。漁業の祖神海上安全・商売繁昌の守護神!
だいこく様は、事代主大神の父神様で、大國主大神と言います。人が立派に成長するように、社会が明るく全てのものが幸福であるようにと、幸福の「縁」を結んで下さることから、「結びの神様」として有名です!
「十日恵比須神社」では?
商売繁昌・家内安全・厄払い・縁結び・交通安全・漁業繁栄などの御祈願・地鎮祭・竣工祭・開店祓・開所式などの出張祭典を受け付けています。1日2組限定の本殿で行う神前結婚式も♪
「十日恵比須神社/正月大祭」日程
初えびすから始まり、宵えびす・正大祭・残りえびすと1月8日(水)~1月11日(土)の4日間続いて開催されます!
2020年1月8日(水) ~初えびす~
●祭典/8時30分~9時30分頃まで
●福引/初穂料(1回2,000円)10時~23時
●年中祈願祭/初穂料(2,000円)10時~23時
●お守り授与所/10時~23時
●詩吟 扇翠流吟道扇翠会(拝殿で奉納)/13時~
●初春寿川柳大会(2階大広間)/13時~16時
●茶席/10時~16時頃まで(参席自由)
2020年1月9日(木) ~宵えびす~
●祭典/8時30分~9時頃まで
●開運御座/初穂料(1人5,000円から)10時~24時
●福引/初穂料(1回2,000円)9時~翌朝6時
●年中祈願祭/初穂料(2,000円)9時~24時
●お守り授与所/9時~翌朝6時
●かち詣り/15時頃 神社到着
2020年1月10日(金) ~正大祭~
●祭典/8時30分~9時頃まで
●開運御座/初穂料(1人5,000円から)10時~24時
※参加者多数の場合、早く終了することがあります。
●福引/初穂料(1回2,000円)6時~25時
●年中祈願祭/初穂料(2,000円)9時~24時
●お守り授与所/6時~翌朝6時
2020年1月11日(土) ~残りえびす~
●祭典/8時30分~9時頃まで
●福引初穂料(1回2,000円)9時~授与品がなくなり次第終了
●年中祈願祭/初穂料(2,000円)9時~21時
●お守り授与所/6時~23時
「十日恵比須神社/正月大祭」みどころ
いくつかのみどころ(オススメ)があるので、紹介します♪
開運御座(かいうんおざ)
開運御座とは新春の縁起を祝う儀式で、1月9日午前10時吉例の一番座に始まり、翌10日の24時まで次から次と執り行われます。一般の方も申込OKです。受付に申込み、白丁を着用します。拝殿でお祓いを受け、御祈願が執り行われます。その後、開運殿大広間の神前、お座席でお茶菓子・抹茶がいただけます。
次に直会膳(なおらひぜん)を用意。そして、神社古来からの名物である縁起物の福引が声高々に行われ、お座敷は一同和やかな雰囲気に。最後に”えびす手一本”の打入れが行われ、福笹を手にして御座が滞りなく終了します!
福引
福引きを引くと、世話人の「大当たりー!」の声が境内に響きます。福笹と共に渡される景品は、張子の福起こし・福寄せ・干支・金蔵・そろばん等、縁起の良いものばかり♪必ず福が授かるようになっています。
徒歩詣り(かちまいり)
博多は昔から那の津と呼ばれ、商業貿易の町として栄えてきました。この博多の年中行事の1つ、新春の華を開くかち詣りが、正月9日の宵えびすの午後に行われます。
博多券番の芸妓総勢で島田のビンに稲穂のカンザシ・紋付正装・裾ひき姿でかち詣りの、のぼりを先頭に、博多那能津会の三味・笛・太鼓で十日えびすの唄をはやしながら東公園入口から行列・徒歩で神社に参拝!1年中の開運、商売繁昌の祈願をされます。
えびす銭
恵比須神社から貸出す「えびす銭」!商いの元金(種銭)として神社から縁起の良いお金を借り、これを商売の元手に。翌年は神明の御加護に依り繁昌したお礼として借りたお金を倍にして神社にお返しして、又新しい年の繁昌の為に新しく借りて行く風習がありました。
「十日恵比須神社」では古くからのしきたりに依り昔の通貨1文銭が授与されています!財布の御守として大勢の方々が借りているようです。※えびす銭は1年後に返しに行きましょう!
「十日恵比須神社」御朱印
「十日恵比須神社」の御朱印は1種類です。社名の墨書きと共に「筑前博多」の墨書きが入ります。御朱印は初穂料300円で、社務所で頂きましょう。十日恵比須神社オリジナルデザインの御朱印帳はありません。
「十日恵比須神社」アクセス方法
交通機関を利用
電車(JR)で行く場合:博多駅からJR鹿児島本線で「吉塚駅」まで行き下車します。そこから徒歩約5分で到着です!
地下鉄で行く場合:博多駅から地下鉄で「千代県庁口」まで行き下車します。そこから徒歩約5分で到着です!
駐車場はある?!
車で行く場合は、博多駅から約10分で到着。しかし、「十日恵比須神社」には駐車場がないので最寄りのパーキングを利用することになります。そして、期間中は車両通行止め区間があるので注意しましょう!
【画像引用:公式サイト】
タイムズ福岡県庁東
●福岡県福岡市東区馬出1-9
●131台
●24時間入出庫可
【料金】
駐車後24時間/最大料金770円
8:00-20:00/30分 220円
20:00-08:00/90分 110円
千代1丁目第3
●福岡県福岡市博多区千代1丁目30ー3
●10台
●24時間
【料金】
00:00-24:00
60分/400円
※2021年1月12日までは、年始特別料金となります。詳細は、場内の料金看板をご確認ください。
周辺にたくさんのパーキングがあります!しかし、混雑している可能性大です・・・。1時間程度待つこともあるようなので、交通機関を利用したほうがいいかもしれません!
まとめ
十日恵比須神社の正月大祭(十日えびす)は、全国各地からたくさんの方が訪れます☆期間中は、参拝まで1時間待ちなんてことも・・・早朝の時間帯だと比較的スムーズに参拝できる可能性があるので、待つのが苦手という方は早めに行くといいかもしれませんね♪
1年の開運、商売繁昌の祈願にぜひ「十日恵比須神社」まで足を運んでみてください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆