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筥崎宮/初詣と玉せせり2020!駐車場や交通規制は?歴史も紹介

「筥崎宮」は、日本三大八幡宮(京都の石清水・大分の宇佐)の一社に数えられています♪そんな筥崎宮で開催される『玉せせり(玉取祭)』は毎年、初詣行事の中でも大勢の方で賑わうお祭りです!

ハナ
ハナ
筥崎宮にはパワースポットもあるし、人気だよね☆
サク
サク
初詣だけで約50万人の方が参拝しているみたい!

今回は、2020年の初詣や玉せせり(内容・由来・日程・場所・駐車場・交通規制)、筥崎宮の歴史・パワースポットなどについて紹介します☆

初詣・玉せせりについて☆

「玉せせり」とは?!

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玉取祭のことです!別名で「玉せせり」と言われていて、全国に知られるお祭りです。起源は定かではありませんが、今から約500年前室町時代に始まったとされ、昔から盛大かつ厳重に行われている神事です。

午後1時の玉洗い式で祓い清められた陰陽2つの木玉は、東側に約250m離れた場所にある末社玉取恵比須神社に運ばれます。ここで祭典の後、陽の玉は裸に締め込み姿の競り子達に手渡され祭典開始です。

この玉に触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれていて、競り子達は勢い水を浴びながら陽の玉をめぐり激しい争奪戦を繰り広げながら、本宮に向かって競り進みます。やがて楼門に待つ神職の手に渡され、陰陽2つの玉が再び揃って神前に納まり、めでたく神事は執り納め。

陸側と浜側に分かれた玉の争奪戦は、一年の吉凶を占う年占いの意味合いもあり、陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれば豊漁と云われています!

玉せせりの由来は?

●神功皇后三韓征伐の際に龍神の捧げた満珠干珠の玉にあやかったもの
●明応三年(1494)正月に博多上須崎の原田某なる人が筥崎宮に詣で、お潮井浜でキラキラ輝き海上に浮き来る2つの玉を拾った
●天正年中(1573-1591)肥前呼子の商人が、博多の海上でこれを拾ったと云われ、そのうち1つを筥崎宮に奉納したが、夜に光を放って鳴動するなど、たびたび不思議なことがあるので、他の1つも筥崎宮に納めた

定かではありませんが、3つの説が言い伝えられています!

2つの玉の大きさって違うの?

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見ての通り、大きさや重さは異なります!

陽玉(右)は、直径:約28㎝/重さ:約8㎏
陰玉(左)は、直径:約30㎝/重さ:約11㎏

参加者は「筥崎宮の氏子」で、子どもを含んだ250~300名です!そして、玉せせりの観客は約50,000人と言われています♪

初詣・玉せせりの日程♪

●1月1日~1月3日:終日開放されています!
1月4日以降は、午前6時~午後7時までです。

「三元祭」「御神酒授与」1月1日:午前0時~
三元祭とは年の始め・月の始め・日の始めという意味で元旦に執り行う祭典です。

「玉せせり(玉取祭)」1月3日:午後1時~
玉取祭とは触ると幸運が訪れるという陰と陽の2つの木玉を奪い合いながら本宮に玉を納めるという行事です。

場所玉取恵比寿神社~筥崎宮境内

アクセス方法

画像:公式サイト引用

駐車場は?

駐車場は上の交通規制図の通り、3ヶ所+臨時駐車場2ヶ所があります!臨時駐車場は1月1日~1月3日までなので注意しましょう♪

●周辺道路は、駐車禁止です!筥崎宮駐車場を利用してください。
●駐車場への出入りは国道3号線からしましょう。
●歩行者の国道3号線の横断は大変危険です。必ず横断歩道または歩道橋を利用してください。
●国道3号線から駐車場への入場は左折のみです!現場警察官や係員の指示に従って入場しましょう。

交通規制について!

交通規制図の通り、歩行者用道路もあるので車で行かれる際は、事前にチェックしてください☆

【交通規制図】
駐車場
12月31日23時から1月7日まで終日
12月31日23時から1月1日18時迄/1月2日・3日の9時から18時迄
西鉄バス専用道路

交通機関を利用する場合

福岡市営地下鉄/「箱崎宮前駅」で下車し、徒歩約3分です!(1番出口)
JR鹿児島本線/「箱崎駅」で下車し、徒歩約8分です!
西鉄バス/「箱崎」で下車し、徒歩約3分です!
JR九州バス/「箱崎1丁目」で下車し、徒歩約2分です!

筥崎宮について

筥崎宮の歴史

御祭神
●玉依姫命(たまよりひめのみこと)
【海の神・神武天皇(じんむてんのう)の母君】
●応神天皇(おうじんてんのう)
【八幡大神】
●神功皇后(じんぐうこうごう)
【応神天皇の母君】

御祭神は、筑紫国蚊田の里(現:福岡県宇美町)で生まれた「応神天皇(第十五代天皇)」を主祭神として、神功皇后・玉依姫命が祀られています。

創建の時期については諸説あり、古録によれば、平安時代の中頃・延喜21年(西暦921)、醍醐(だいご)天皇が神勅により「敵国降伏」の宸筆を下賜され、この地に壮麗な御社殿を建立。延長元年(923)筑前大分宮(穂波宮)より遷座したことになっています。創建後は祈りの場として、海外との交流の門戸として重要な役割を果たしました。

鎌倉中期、神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから、厄除・勝運の神としても有名です。後世は足利尊氏・大内義隆・小早川隆景・豊臣秀吉など歴史に名だたる武将が参詣、武功・文教にすぐれた八幡大神の御神徳を仰ぎ筥崎宮は隆盛を辿りました。

パワースポット

●筥松

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楼門そばの朱の玉垣で囲まれた松は「標(しるし)の松」とも呼ばれる神木です。応神天皇が生まれたときの御枹衣(胎盤・へその緒)を筥に納めて、白砂青松の清浄なる岬に埋め奉り、標に松を植え「筥松」と名付けられて以後、筥松のある岬ということで「筥崎」の名が起こったと伝わっています。

●湧出石

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この石に触れると運が湧き出るといわれています!運気アップ招福開運を願って多くの参拝者が触れています。また、古くから「国に一大事があるとき、地上に姿を現す」との言い伝えも!

●お潮井浜の真砂

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博多では、筥崎宮前の海岸の真砂を“お潮井”といい、これをもって身を清めます。春秋の社日祭の“お潮井”は特に尊いものとして扱われていますよ。

まとめ

感動間違いなしの玉せせりについて紹介しました!その他、筥崎宮には国指定の重要文化財が4つ・福岡県指定の重要文化財が2つあります!お正月には、約120軒もの露天がありグルメも楽しめますよ☆

筥崎宮名物ともいえる「社日餅」も味わってみてくださいね!お土産にもオススメです♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆